ディテールに東方三賢王の旅①。

公現祭は救い主が公に姿を現した日を記念。有名なこの作品はディテールが隅々まで面白い。主場面背景半円の三つの部分には、東方三賢王の旅が三段階で描かれる。左→中央→右の順。最初は星を見て救い主の誕生を知った賢者たちが、星に導かれ長い旅をしているところを描きます

(ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作「東方三賢王の礼拝(部分)」、1423年、フィレンツェ、ウフィツイ美術館、3.03×2.82m)

(ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作「東方三賢王の礼拝」、1423年、フィレンツェ、ウフィツイ美術館、3.03×2.82m)

名画を読み解く

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