バッカス一族への女神の怒り⑧。

続き。最高神の妻は最高神の浮気相手に容赦がない。乳母に変身し愛の証として神に真の姿を見せてもらえと言う。セメレは死に、最高神は死ぬはずだった胎児を自分の体の中で育み産む。バッカスは神として生まれ、山の精に預けられ、半人半獣サテュロスのシレノスに育てられます

(「シレノス」、古代ローマ時代コピー(オリジナル:古代ギリシア時代、紀元前4世紀)、ヴァチカン、美術館)

(ギュスターヴ・モロー作「ユピテルとセメレ(部分)」、1895年、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat91、2.21×1.18m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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