救い主を礼拝に②。

部屋の三方の壁全面に豪華な行列が描かれるメディチ家邸宅の装飾。主題は宗教的で救い主の礼拝に来る東方の王。一面同時代の出来事の記念にもなっています。メディチ家が主導した東西キリスト教会合同公会議。フィレンツェに来る一同の様子を重ねる。この王は東ローマ皇帝がモデルと言われます。

(ベノッツォ・ゴッツォリ作「壮年の王の一行」、1459-1462年、フィレンツェ、メディチ・リッカルディ宮)

名画を読み解く

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