雌オオカミに養われる双子。ロムルスとレムス。

こちらもローマの建国者ロムルスに関する作品。捨てられた双子ロムルスとレムスを、羊飼いの男性が見つける、という場面。手前の赤ん坊がロムルスでしょう。男性が指さす先に、雌オオカミに養われる双子のもう一人がいます。川はローマを流れるテベレ川です。

(ピエトロ・ダ・コルトーナ作「ファウストゥルスに拾われるロムルスとレムス」、1643年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV111、2.51×2.65m)

名画を読み解く

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