キリスト少年時代のエピソード。

嬰児虐殺を命じた王が死に、聖家族はパレスチナ地方に戻ります。ある時お祭りの後、キリストが両親とはぐれ、両親は3日後にキリストをエルサレムの神殿で見つけます。この時のキリストの言葉。「わたしが父(=神)の家にいるのは当然でしょう。」 少年キリストの神の子の自覚を示します。

(ジョヴァンニ・フランチェスコ・ダ・リミニ作?「学者たちの中のキリスト(聖母の生涯の12の場面)」、1445年頃、パリ、ルーヴル美術館、MI461、59×29cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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