刑場に引き立てられるキリスト。

首に縄をつけられ刑場に引き立てられるキリスト。磔(はりつけ)にされる十字架を自ら背負わされ、その重さに膝をつきます。頭には茨の冠。頭から十字の形に光。キリストの特有の後光です。

(ロレンツォ・ロット作「十字架を背負うキリスト」、1526年、パリ、ルーヴル美術館、RF1982-50、66×60cm)

名画を読み解く

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