ヴェネツィアの「サン・マルコ」とは。2022.02.24 10:56ヴェネツィア。サン・マルコ広場とサン・マルコ大聖堂の眺め。ヴェネツィアの守護聖人はサン・マルコ(聖マルコ)。聖マルコはキリスト教の聖典「聖書」の重要部分「福音書」(キリストの生涯と教えの証言)の一つを書き残した重要な聖人。ヴェネツィアはその亡骸を保有します。
男性の生首と女性。2022.02.15 13:26クラナッハ(クラーナハ)の女性は独特の魅力。男性の生首と描かれた女性。同じ人?別の人です。ポイントは女性の年齢。持ち物。男性の生首に触れるか否か。表情。どちらもキリスト教の人物。どういう話が?
クラナッハ。トロヤ戦争・旧約聖書・新約聖書。2022.02.12 11:16ルーカス・クラナッハまたはクラーナハ。メトロポリタン美術館展 で1枚目が今日本で見られる。必見。細部まで発見満載。感嘆ものです。写真は順にトロヤ戦争、旧約聖書、新約聖書の話が着想源。どんな話?
メトロポリタンのルーベンス「聖家族」④。2022.01.28 11:30メトロポリタン美術館のルーベンス作品をご紹介中。ルーヴルの有名作品ダ・ヴィンチの「聖母子と聖アンナ」と同じ人物が描かれる。もう一人の子供はキリストと6ヶ月違いの洗礼者聖ヨハネ。この子はロンドンナショナル・ギャラリー所蔵の下絵には描かれていましたよ。
メトロポリタンのルーベンス「聖家族」③。2022.01.23 10:30「聖アンナ」とは誰?と思うかも。聖母は父ヨアキムと母アンナの高齢の夫婦の間に性行為によらず(あいさつのキスでと言われる)神の奇跡により生まれたと考えられる。アンナ、聖母、キリストの組み合わせはダ・ヴィンチの作品と同じです
メトロポリタンのルーベンス「聖家族」②。2022.01.21 11:20ルーベンス。聖母子と養父ヨセフの「聖家族」と、聖母の母アンナ、洗礼者ヨハネを描きく。もう一人は中世の聖人。聖フランチェスコ。修道会の創設者。ルーヴルのこの作品の人物と同じ人。キリストと同じ傷を体に受ける。現教皇があやかって名前をもらった聖人です。
メトロポリタンのルーベンス「聖家族」①。2021.12.25 10:30「聖家族」というのはキリストと母マリアとマリアの夫で二人の保護者となったヨセフのこと。高齢の女性はマリアの母アンナ。娘と孫にやさしく寄り添う。キリストの母方の系譜の愛情溢れる表現。もう一人の子供洗礼者ヨハネは親戚です。
メトロポリタンのムリリョ。「聖母子」。2021.12.22 10:30愛くるしいムリリョ。どうしてこれが「聖母子」であるとわかるのか。聖母は赤と青の衣装で描かれるのがお決まり。キリスト教美術を注意して見てくださいね。キリストの体を包む白い布は「死」の運命の暗示。亡骸を包む布を思い出させませんか?
左右逆になる理由。2021.12.17 10:46「ラファエロのカルトン」をもとに作られたのが「ラファエロのタピスリー」。こちらがかつてシスティナ礼拝堂に飾られヴァチカン美術館ピナコテークに展示される。カルトンはロンドン。できたものは下絵とは左右逆。タピスリーはカルトンをもとに裏側から製作していくからです
殉教者。教皇・助祭・司教。2021.11.30 10:30「神秘の小羊の祭壇画」。天国の住人が祭壇の小羊に向かい四方から集まる。左手前血の色の衣装のグループは殉教者。教皇・助祭・司教。衣装でわかる。石を抱えるのはステファノ。
鳥たちと木が聖人の話に聞き入る。2021.11.26 22:30ジオット。下段にも聖人伝。この聖人は今の教皇が崇敬し名前をもらった人。素朴な生き方を旨とし、神の全ての創造物を愛する。鳥たちにも教えを説く。金の背景に写実的な木と鳥たち。熱心に聖人の教えを聞く。空から降りてくるものも。
教えを渡す→火から飛び出す。2021.11.25 22:30前記事2つ目の作品の下部。聖人伝。光輪があるのが聖人。青い服は異端の人々。赤い本に書かれた教えを渡す→燃えなかった読もうと火に放り込むが3度火から飛び出す。建物外→建物内部と話が進み2つの場面が描かれる。