天使といえばフラ・アンジェリコ。2023.09.11 12:17天使といえばフラ・アンジェリコ。ベルリン、絵画館。最後の審判。たくさんの聖なる人物たちと天使たちが入り混じる。天使には階級があると考えられました。堂々とした審判者キリストを赤い天使と青い天使が囲んでいる。熾天使と智天使。これらが最も格の高い天使です。
何故天使の翼の色が違うのか。2023.09.09 10:54フラ・アンジェリコ二つの受胎告知。プラド美術館とフィレンツェ、サン・マルコ元修道院。天使の翼が片方が金で片方がそうでないのは何故?という質問。天使の階級?同じ大天使ガブリエル。違いは誰のために描かれたか。左は裕福な人が注文者。右は修道士の思索のために描かれて質素な素材で描かれます
ラファエロが地獄の構造を示す。2023.04.06 10:30一枚目の二人がいるのは地獄。地獄の構造を示すのが二枚目。奥→手前、罪が軽い→重い。重いマントに包まれるのは虚栄。蛇が巻き付くのは強盗。手前で倒されるのは悪魔大王。右は名品150選で紹介です。
【名品135】「悪魔を倒す聖ミカエル(大きい聖ミカエル)」ラファエロ2023.03.02 12:00【ルーヴル美術館の名品150選135】。鎧に身を包んだ麗しい天使。大天使ミカエル。天使の軍団の長。サタン率いる反逆天使との戦いが「ヨハネの黙示録」に語られる。サタンの軍勢を天から墜とし、地底に封じる。キリスト教の敵との戦いを暗示する。
【名品131】「悪魔を倒す聖ミカエル」ラファエロ作2023.02.26 12:00【ルーヴル美術館の名品150選131】。舞台は地獄。罪人たちが責めさいなまれる。城塞は異教・異端の者たちがいるところ。金メッキされた鉛のマントをまとう偽善者たち。蛇にさいなまれる強盗たち。地獄の最奥に悪魔大王サタン。大天使ミカエルがサタンを倒す。善が悪を倒す。大天使ミカエルと悪魔...
天から落ちて悪魔になる。2023.02.04 10:30ボス作「乾草車」。乾草は富の寓意。中央争う人々は右側地獄へ落ちる。たくさんの悪魔。この悪魔はもともと天から落とされた反逆天使。それを描くのが左側上。地上に落ち、悪魔は人間を誘惑しさいなむようになりました。
枕元に悪魔と天使。2023.02.03 10:30節分。鬼に近いのは悪魔?ヒエロニムス・ボス「七つの大罪と人間の最期の四つの段階」から「死」。死の床にある人の枕元に天使と悪魔。人生の様々な段階で善と悪それぞれへ引き入れて来たのでしょう。最後の儀式を受けている。行いに応じて神の国か地獄か行き先が決まります。
妙に人物はリアル。2022.09.10 23:30面白い作品だと思いませんか。上3分の2が天国、下に地上、その下に地下(煉獄と地獄)。教会の入口上の大きな彫刻を思わせる全体でありながら、妙に一人一人はリアル。古い時代と新しい時代のはざまの表現。人物のリアルさは革新的なヤン・ファン・エイクの影響を受けています
キリストの弟子マタイと天使。2022.08.30 10:41キリストの弟子の一人マタイは天使と描かれるのが通常。書き物をするマタイに語りかける天使。書いているのは「福音書」。キリストの生涯と教えの証言。マタイの福音書は人間キリストの系譜から始まるので、人間の姿をした天使が目印とされる。
聖母戴冠。斬新。⑯。2021.11.07 00:05カルトン作「聖母戴冠」。紹介してきたこの作品が見られるのはフランス、ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニョンの小さな美術館。かつて教皇庁が置かれたアヴィニョンのすぐ近くのこぢんまりとした集落です。宝石のように美しい作品。是非見にいってくださいね。
聖母戴冠。斬新。⑬。2021.11.04 00:05カルトン作「聖母戴冠」。この作品は地上と地下の部分も面白い。地下右側。こちらが地獄。悪魔が激しく罪人をいたぶる。閉ざされた場所。犯した罪に応じ永劫の罰を受ける。罰の内容が罪を連想させる。地上の街はこちらはエルサレム。城壁がエキゾチックな雰囲気です。
聖母戴冠。斬新。⑫。2021.11.03 00:05カルトン作「聖母戴冠」。この作品は地上と地下の部分も面白い。地下左側。悪魔にさいなまれ火に焼かれる人がいるが、天使に救い出される人もいる。ここは地獄ではない場所、「煉獄」。地獄に行くほど悪人ではない普通の人がちょっとした罪を清めるところ。地上の街はローマ。