赤ん坊の虐殺。キリストは?2024.01.19 12:501月のほぼ今の時期に起こっていた聖書の出来事。赤ん坊の虐殺が言い渡されキリストはどうなったか。天使が養い親ヨセフの夢に現われ、危機を知らせました。天使は危険が去るまで救い主と母を連れエジプトに非難するよう告げる。家族を守りろばを引くヨセフ。頼もしい。ここでは天使が導きます。
1月半ば。今頃起こっていたことは。2024.01.15 11:0012/25キリスト生誕。1/6頃東方の賢者の礼拝。1月半ば頃と思われるのがこの話。同じ礼拝堂。東方の賢者たちは先立ちユダヤ人の王に「救い主はどこにいるか」聞く。地位を脅かされることを怖れる王。昔から預言されていた誕生の地ベツレヘムの2歳以下の男の子を全て殺させます。
ハレー彗星が描かれる。2024.01.08 11:001/6前後に公現祭。東方の賢者の礼拝を祝います。スクロヴェーニ礼拝堂。豪壮な一団の表現もありますがこちらの一行は慎ましい。ラクダが遠い旅を示す。賢者を導いたのは星。ここでは明らかに流れ星。ジオットは1301年ハレー彗星を見たそう。絵画に描かれたハレー彗星です。
「キリスト生誕」。ジオット。2023.12.10 11:00まもなくクリスマス。「キリスト生誕」ジオット。ルネサンスのさきがけ。聖母とキリストの生涯を描くスクロヴェーニ礼拝堂の一場面。キリストは飼い葉桶に寝かされたと聖書は語る。馬とロバが礼拝するのが通例。マリアの夫ヨセフはしばしば物思いにふける。子供は神の子。ヨセフは何を思うのか。
天使の姿をしたキリスト。2023.09.17 10:30宙に浮かぶ奇妙な姿のもの。これは天使でなくキリスト(の幻)。アッシジの聖フランチェスコは体にキリストが十字架で受けたのと同じ傷を受ける。このときキリストが「六枚の翼を持つ天使」の姿で現われたという伝承が存在。光輪に十字の模様。これはキリストのしるしです。
【名品102】「聖痕を受けるフランチェスコ」ジオット2023.01.28 12:00【ルーヴル美術館の名品150選102】。宙に浮かぶ奇妙な姿の人物はキリスト。六枚の翼を持つ天使の姿。瞑想中の聖フランチェスコに現れる。キリストの体からビームのようなものが。フランチェスコの体に十字架上の傷と同じ傷を刻みます。
最後の審判。入り口と中。2023.01.23 12:00どちらも有名な最期の審判。ミケランジェロとジオット。ジオットは地獄の中まで描く。ミケランジェロが描くのは入り口です。隅に見えるボスらしき人物はジオットは悪魔大王。ミケランジェロは似てるようですが違う。地獄の裁判官ミダス王。罪人を食っていませんね。
悪魔大王が食らう最大の悪人。2023.01.21 10:30前出の投稿もご参照。ところで最後の審判の地獄に注目。ダンテ「神曲」によると、地獄の一番深いところに悪魔大王サタンがいる。その顔は三つあり、それぞれ最も重い罪の者を食らう。中央キリスト教世界最大の悪人がキリストを裏切ったイスカリオテのユダです。
ユダ・タダイは「忘れられた聖人」。2023.01.17 10:30ルーベンスの肖像画のような十二使徒プラド美術館(過去投稿)は最後の一人をマティアとしユダ・タダイを含まない。これは名前が裏切り者のイスカリオテのユダと同じで混同しがちであったため。タダイは意図的に触れない伝統があったよう。こちらは裏切り者のユダを描きます。
今頃の時期、誕生の地では。2023.01.10 10:30今頃の時期、キリスト家族は危険を逃れ、エジプトへ向かっていた。この間何が行われてたかがこれ。ジオット。救い主が生まれると預言されていたベツレヘムと周辺の2歳以下の男の子が皆殺しにされる。子供を守ろうとする母親たちと死んだ子供たち。高いところに王が見られます
聖母の母は3回結婚。2022.12.20 10:47聖母の母アンナは3回結婚という伝承は聖人伝「黄金伝説」聖母マリアお誕生の項に書かれる。聖母は母アンナと父ヨアキムが黄金門でキスを交わしたときに身ごもられたと考えられる。結婚20年以上経った後の奇跡の懐胎。その後に2回結婚し出産とは…驚きの高齢出産です。
聖母の姉妹「クロパの妻マリア」②。2022.12.13 10:30ジオット。キリスト哀悼。光輪のある女性は聖母の他に三人。足に触れる女性がマグダラのマリア。他の二人が「母の姉妹クロパの妻マリア」とゼベダイの妻(大ヤコブとヨハネの母)。マグダラのマリアと母の姉妹マリアは埋葬の後も墓に残りと翌々日にも墓へ行きます。