秋と言えば葡萄とワイン。バッカス担当。2023.10.12 14:37四つの季節を神々で表す四枚中の「秋」。秋はワインと葡萄の神バッカスです。秋と言えば葡萄、ワイン造りです。収穫を祝う場面でもあります。左奥で大きな樽に葡萄を入れています。これから踏んで絞ります。「酒を飲む幼いバッカス」は紹介控えます。グイド・レーニの作品です。
夏担当は穀物の女神。2023.08.05 11:30暑いですね。夏を表す作品群を紹介中。四つの季節を神々により象徴的に表す一連の作品の一枚。夏が割り当てられるのは穀物の女神ケレスです。真夏は西洋人の主食麦を収穫する時期だからです。収穫用の半円の鎌を持つ。白熱する太陽の神を見上げます。夏の風はトンボの羽です。
「太陽の馬車」は豪華な馬車。2023.07.24 10:30獅子座の時期に入りました。夏真っ盛りの1ヶ月。獅子座と結び付けられるのは太陽。アポロンが太陽神と考えられました。太陽神は「太陽の馬車」を操る。4頭立ての馬車です。これは豪華な乗り物です。太陽神のアポロンはルーヴル宮「アポロンのギャラリー」の主役です。
蟹座がらみで月の女神。2023.06.26 11:07十二星座は太陽系の天体と結びつけられます。例えば前の双子座は水星。その前の牡牛座は金星。蟹座と結び付けられるのは月です。月の女神を描く「夜」。月の女神は本来別の女神がいたのですが、森と狩猟の女神ディアナが月と結び付けられるようになる。鹿が車を引いています。
【名品33】「水の勝利またはネプチュヌスとアンフィトリテ」シャルル・ルブラン2022.11.12 12:00【ルーヴル美術館の名品150選33】。もと王宮のルーヴル宮で太陽王ルイ14世を讃える場所の装飾。芸術総監督ルブランが全体を構想。ルブラン自身が描いた場面。陸地と水を表わす部分の水。海の世界の王ネプチュヌスが体現します。魚を捕る銛の形の王笏。海の馬が乗り物を引いています。海の世界の...
【名品13】「大蛇ピトンを倒すアポロン」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.23 12:00【ルーヴル美術館の名品150選13】「民衆を導く自由の女神」で名声を確立したドラクロワに任された名誉ある仕事。200年にわたり手がけられた壮大な装飾を完成させる。時間の統括者、秩序と恵みを与える者「太陽」を讃える全体の主役を描きます。
輝くように(うつくしい)きょうだい。2022.07.12 12:32女神ディアナは、神アポロンと両親ともに同じくするきょうだいです。父は最高神ユピテル。母はラトーナ女神です。「ラトーナ女神の輝く(ように美しい)子供たち」と言われたところから、アポロンが太陽と、ディアナが月と結びつけられたというわけです。ルーヴル宮の表現です
蟹座の表現色々。2022.06.26 13:186/21の夏至から1ヶ月が蟹座。十二星座は「太陽が見かけ上その星座の上を通る期間」で、一年のうちの時期を表します。蟹座の表現色々。順にベリー公の時祷書、ルーヴル宮、シャルトルの大聖堂。蟹。ザリガニ。・・・???。これも蟹座です。
そよ風の神の恋人。クロリス/フローラ。2022.03.11 15:10蝶のはねの神は優しい春のそよ風、西風の神ゼフュロス。そのお相手はクロリス。そのお話はボッティチェリの「春」にも描かれる。草のニンフクロリスは春の風の神の愛を受け、花の女神に変わります。
片や鳥の翼。片や蝶のはね。2022.03.07 13:531枚目、背中に翼のある若者は愛の神(エロス/クピドン/アムール)。混同しやすいけれども2枚目は別の神。背中にあるのは蝶のはねです。蝶が舞うのは春。蝶のはねの神は優しい春のそよ風、西風の神ゼフュロスです。
魚座の話②。2022.02.23 12:11魚座の表現。愛の女神ヴィーナスと息子のキューピッドが変身し離れないように繋がった姿なので2匹の魚。シャルトルのステンドグラス、ベリー公のいとも豪華なる時祷書、ルーヴル宮アポロンのギャラリー。何の魚?マス、ニシン...怪魚。ちなみにこの怪魚はイルカです。
神々の宴⑭。飲み過ぎで太ってしまったワインの神。2021.09.24 14:29ツタの葉の冠を被り酒を飲むのはワインと葡萄の神バッカス。寄り添うのは妻アリアドネ。多くの場合神らしい美しい姿で描かれますがここではお酒の飲み過ぎで・・・太った姿。ミケランジェロの彫刻はちょっとぽっちゃりしてますがこちらは・・・かなりです