数のシンボリズム。3の背後に「三位一体」。

西洋美術の数のシンボリズム。「3」は神と天上を表わす数。これはどこから来るか。キリスト教の「三位一体」という考え方。キリスト教の唯一の神には、父なる神・子なるキリスト・聖霊の三つの姿があるが、これらは唯一の神の三つの姿で、全て神で本質は一つという教義です。

(ラファエロ作「聖体の議論(キリスト教礼賛)(部分)」、1509-1510年頃、ヴァチカン、美術館、幅7.70m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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