実の父と育ての父。

どちらも「聖家族」と呼ばれる作品。キリストに近しい人を集めている。1枚目がムリリョ。2枚目がラファエロ。同じ人物が描かれる。違っているのが、大人の男性。1枚目にはキリストの実の父が描かれて。2枚目には育ての父が描かれます。

(バルトロメオ・エステバン・ムリリョ作「聖家族(セビリアの聖母)」、1665-1670年、INV930、2.40×1.90m)

(ラファエロ作「聖家族と聖エリザベト、幼い洗礼者聖ヨハネ、二人の天使(大きい聖家族)」、1518年、INV604、2.07×1.40m)

名画を読み解く

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