メトロポリタンのフラ・アンジェリコ「磔刑」③。

磔刑。ルーヴルのマンテーニャ作品と同じ場面。2枚目には聖書の要素が凝縮。十字架の足下の人物は、悲しみに倒れる母マリア、ともにいた「三人のマリア」(マグダラのマリア含む)、キリストに母を託される愛弟子ヨハネです。

(フラ・アンジェリコ作「キリストの磔刑」、1420-1423年頃、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、63.8×48.3cm)

(アンドレア・マンテーニャ作「磔刑」、1456-1459年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV368、0.76×0.96m)

名画を読み解く

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