三賢王の旅。

「東方三賢王の礼拝」主場面全体像。左上から旅が始まり、エルサレムを経て、ベツレヘム入り、ついに手前で救い主を見つける。旅が流れるように続く。光輪をまとうのが王。贈りものは黄金・乳香・没薬。キリストが「王であり、祭司であり、死すべき人間」であることに対応するとみなされます。

(ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作「東方三賢王の礼拝(部分)」、1423年、フィレンツェ、ウフィツイ美術館、3.03×2.82m)

(ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ作「東方三賢王の礼拝」、1423年、フィレンツェ、ウフィツイ美術館、3.03×2.82m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000