メトロポリタンのグルーズ「割れた卵」②。

メトロポリタン美術館のグルーズ。「割れた卵」。「命を育む卵」は女性の子宮を連想させる。「水を入れる器」も羊水を内包する女性の子宮と結びつけられる。2枚目には「壊れた瓶」。どちらもグルーズ。2枚目はルーヴル美術館。「割れた卵」と「壊れた瓶」は同じことを暗示します

(ジャン・バッティスト・グルーズ作「割れた卵」、1756年、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、73×94cm)

(ジャン・バッティスト・グルーズ作「壊れた瓶」、1771年、パリ、ルーヴル美術館、INV5036、1.09×0.87m)

名画を読み解く

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