牡牛座の神話。モローの場合。

牡牛座の方。こちらも由来とされる神話を描きます。お好きな方の多いギュスターヴ・モロー。最高神が白い牡牛に姿を変えフェニキアの王女をさらう。珍しい人頭の表現。モローが描く「神の寵愛を受けた人間」のテーマに位置づけられる作品でしょう。

(ギュスターヴ・モロー作「ユピテルとエウロペ」、19世紀、パリ、ギュスターヴ・モロー美術館、Cat189、78×40cm)

名画を読み解く

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