乙女座の女神と夫を描く古代の陶器。

乙女座がらみ。冥界の王プルトン(ハデス/1枚目)と海の世界の王ネプチュヌ(ポセイドン/2枚目)を描く古代の陶器。前者が最高神ユピテル(ゼウス)の長兄、後者が次兄。3兄弟で領土分割をする。プルトンは奥手。ユピテルと話をつけその娘プロセルピナをさらい妻とする。この姪が乙女座の女神とみなされます

(オイノクレスの画家「ハデスとペルセポネ」、前470年頃、パリ、ルーヴル美術館、G209、高さ28.9cm)

(ティトノスの画家「ポセイドンとアンフィトリテ」、前470年頃、パリ、ルーヴル美術館、G205、高さ30.5cm)

名画を読み解く

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