たくさんの場面の中に王たちの旅。

メムリンク。「聖母の七つの喜び」を凝縮。一番手前が東方の王たちが救い主の誕生を祝うところ。背景三つの山の上に王たちが救い主の誕生を示す星を見つけるところ。旅をし、首都エルサレムに来て、礼拝し、礼拝を終え、船で帰るところが描かれます。わかりますか?

(ハンス・メムリンク作「聖母の七つの喜び」、1480年頃、ミュンヘン、アルテ・ピナコテーク、0.81×1.89m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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