ときめきとあやうさ。

ルーヴル美術館展愛を描く。フェルメールの作品にも楽器を演奏する女性や男女が多数描かれる。これらには恋の暗示がある。音楽は美しいけれどもすぐ消えゆく。楽器ははかない快楽や放蕩と結びつけられてきたものです。ときめきとあやうさがあります。

(ハブリエス・メツー作「ヴァージナルを弾く女性と歌う男性、音楽のレッスン」、1660年以前、パリ、ルーヴル美術館、INV[1462、32×24cm、北方絵画部門、リシュリュー翼)

名画を読み解く

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