奔放な性愛受容の風潮に位置づけられる。

ルーヴル美術館展目玉作品の一つ。壁紙が赤くなりなまめかしい雰囲気に。正面に作品が画中の光と同様に照らされ浮かぶ。エロティシズムの章。奔放な性愛の受容の風潮に位置づけられる。抵抗かあきらめか求めているか。ベッドに注目。何か見えてきませんか？このあとの激しい愛が暗示されているのです。

（ジャン・オノレ・フラゴナール作「かんぬき」、1777/1778年、パリ、ルーヴル美術館、RF1974-2、0.74×0.94ｍ、フランス絵画部門、シュリー翼）