タンスの上に壺。槍を持つ彫刻。

ルーヴル美術館展がらみ。丸い容器と棒は性行為の暗示で実は結構描かれている。これもルーヴル。ワインを飲まされている女性。奥の部屋のタンスの上。壺を男性の像が槍で狙う。女性の貞操が狙われているのです。

(ピーテル・デ・ホーホ作「ワインを飲む女性」、1658年、パリ、ルーヴル美術館、RF1974-29、0.69×0.60m、北方絵画部門、リシュリュー翼)

名画を読み解く

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