イヴのせいと言いつけるアダム。

何度も紹介している例で恐縮ですが「ベリー公の時祷書」のアダムとイヴ。ここでも誘惑者の蛇は女性の姿。イヴが唆されイヴがアダムに食べさせる。神に叱られしゅんとする二人。アダムはイヴを指さし「このひとのせいです」と神の前で弁明しています。小さな子供のようです。

(ランブール兄弟作「アダムとイヴ(ベリー公のいとも豪華なる時祷書)」、1411-1416年、シャンティイ、コンデ美術館、29×21cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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