太陽の中に乙女と赤ん坊。

中央にキリスト生誕。両側に遠くで救い主の誕生を知る人物たち。右に東方の賢者たち。左側こちらはやや珍しい場面。ひざまずくのは?初代ローマ帝国アウグストゥス。周囲が自分を神として崇めさせようとし自分より偉大な者が現われるか巫女に問う。太陽に乙女と子供が現われる。救い主誕生の時でした。

(ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作「皇帝とシビュラの巫女(ブラデリン祭壇画)(部分)」、1450年頃、ベルリン、絵画館、高さ91cm)

名画を読み解く

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