「ボビンレース」という技法です。

「ボビンレース」という技法です。糸を巻いた小さな棒がたくさん見えますね。これがボビン。手元に小さな針がたくさん立ってます。針に糸を絡めてレースを作ります。手元の2本の糸に「だけ」ピントが合っています。ここに意識が集中しています。

(ヨハネス・フェルメール作「レースを編む女性(部分)」、1669-1670年頃、パリ、ルーヴル美術館、MI1448、24×21cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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