長兄ハデス(別名プルトン)。

長兄ハデス(別名プルトン)はある意味「貧乏籤」を引いた形。暗い冥界を獲得します。ですが冥界は実際はどこよりも富を隠した場所。住人である死者は絶えず増え、地中には鉱物が秘められています。ハデスは王笏と「豊穣の角」を持ちます。妻はペルセポネ(別名プロセルピナ)、ゼウス(別名ユピテル)と姉妹デメテル(別名ケレス)の娘です。

(オイノクレスの画家「ハデスとペルセポネ」、前470年頃、パリ、ルーヴル美術館、G209、高さ28.9cm)

名画を読み解く

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