キリスト教美術に最も多く登場する動物は何か?小羊。

キリスト教美術に最も多く登場する動物は何か?小羊です。こちらはダ・ヴィンチの「聖母子と聖アンナ」。祖母・母・キリスト。キリストの母方の三世代。キリストは「アニエス・デイ(神の小羊)」と言われます。小羊は、汚れなく神への捧げ物として屠られる。小羊はキリストの犠牲とそれによる救いの象徴です。

(レオナルド・ダ・ヴィンチ作「聖母子と聖アンナ」、1503-1519年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV776、1.68×1.30m)

名画を読み解く

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