中央がオシリス神、右がホルス神、左がファラオ(王)。

中央がオシリス神、右がホルス神、左がファラオ(王)。王とホルス神は同じ二重冠をかぶります。これがファラオの冠です。オシリス神は地上の最初の王。弟に殺され復活して、自分は冥界の王となり、地上の王位を息子に譲ります。息子ホルス神はファラオの守護者です。

(「オシリス神(中央)、息子ホルス神(右)、王(左)」、前1186-前1069年頃?(第20王朝?)、パリ、ルーヴル美術館、A12、1.34×0.78m)

名画を読み解く

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