「十字架降架」。中世末期ドイツの作品。

「十字架降架」と言えば、「フランダースの犬」にも出てくるルーベンスの作品が有名です。先ほどのジュヴネの作品には、ルーベンスの影響が感じられます。こちらは中世末期ドイツの作品。キリストの足を抱える人物が、アリマタヤのヨセフでしょう。母マリアに愛弟子ヨハネが寄り添います。

(サン・バルテルミの画家作「十字架降架」、15世紀末、パリ、ルーヴル美術館、INV1445、高さ2.27m)

名画を読み解く

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