川の向こうにルーヴル宮。

川の向こうに見える建物は、なんと、ルーヴル宮。この作品があった「パリ高等法院」は、セーヌ川の中州「シテ島」にありました。背景はシテ島からの眺めというわけです。川はセーヌ川で、対岸にルーヴルがあるわけです。2枚目はベリー公のいとも豪華なる時祷書。ここにもルーヴル宮が描かれます。

(アンドレ・ディープル作?「パリ高等法院の磔刑図(部分)」、1450年以前着手、パリ、ルーヴル美術館、RF2065、2.26×2.70m)

(ランブール兄弟、バルテルミー・デイク作「10月(ベリー公のいとも豪華なる時祷書)」、1412-1416年、1440年頃、シャンティイ、コンデ美術館、22.5×13.6cm)

名画を読み解く

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