【ルーヴル美術館の名品150選131】。舞台は地獄。罪人たちが責めさいなまれる。城塞は異教・異端の者たちがいるところ。金メッキされた鉛のマントをまとう偽善者たち。蛇にさいなまれる強盗たち。地獄の最奥に悪魔大王サタン。大天使ミカエルがサタンを倒す。善が悪を倒す。
大天使ミカエルと悪魔大王サタンの話は、聖書の中で語られる(新約聖書「ヨハネによる黙示録」)。地獄の描写は、キリスト教文学の金字塔、ダンテの「神曲」によっています。
(ラファエロ作「悪魔を倒す聖ミカエル(小さい聖ミカエル)」、パリ、ルーヴル美術館、1503-1505年頃、INV608、0.30×0.26m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)
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