ダンテの「神曲」最後の導き手。2023.07.21 14:21フィリピーノ・リッピの最も有名な作品が左。右はムリリョ。プラド美術館。同じ衣装の修道士。聖ベルナルドゥス。聖母信仰で知られる。ダンテの「神曲」は地獄や煉獄・天国を旅する話。前二者の導き手が詩人ウェルギリウス。天国編最終段界の導き手がこの人です。
地獄の恋人たち。2023.04.07 10:49ルーヴル美術館展 最後の作品。地獄の恋人たち。右赤い服が作者で主人公のダンテ。ダンテには愛する人がいたのです。恋人たちを哀れに思う。左の二人は兄の妻/夫の弟。密かに愛を募らせ不意の口づけが夫に見つかる。二人の体に同じ傷が残ります。
ラファエロが地獄の構造を示す。2023.04.06 10:30一枚目の二人がいるのは地獄。地獄の構造を示すのが二枚目。奥→手前、罪が軽い→重い。重いマントに包まれるのは虚栄。蛇が巻き付くのは強盗。手前で倒されるのは悪魔大王。右は名品150選で紹介です。
地獄。愛に溺れた者たち。2023.04.03 23:30ルーヴル美術館展 最後を飾る作品が1枚目。二人は地獄の愛に溺れた者たちが閉じ込められるところにいる。同じ場所にいるのが2枚目の女性。カルタゴの女王ディドン。英雄アイネイアスに恋し捨てられ自殺する。ルーヴル名品150選で解説します。
【名品149】「聖母戴冠(天国)」ティントレット2023.03.16 12:00【ルーヴル美術館の名品150選149】。ティントレット。天国。めくるめく宇宙的なスケールで描かれる。同心円状に雲が広がる。その中に無数の聖人たち。見上げる先に聖母とキリスト。二人の頭上が明るく輝く。世界の中心に神の愛があり世界を動かす。ダンテの「神曲」天国編のイメージです。
夫の弟との禁断の愛。2023.03.12 13:34ルーヴル美術館展 。ダンテの「神曲」地獄編より。愛し合う二人。男性は女性の夫の弟。抑えきれぬくちづけが夫に見つかる。胸と背中に同じ傷。二人は共に剣でひと突きにされた表現。ダンテが哀れみます。
【名品131】「悪魔を倒す聖ミカエル」ラファエロ作2023.02.26 12:00【ルーヴル美術館の名品150選131】。舞台は地獄。罪人たちが責めさいなまれる。城塞は異教・異端の者たちがいるところ。金メッキされた鉛のマントをまとう偽善者たち。蛇にさいなまれる強盗たち。地獄の最奥に悪魔大王サタン。大天使ミカエルがサタンを倒す。善が悪を倒す。大天使ミカエルと悪魔...
肉欲に溺れた者がいるところ②。2023.01.29 10:30続き。ダンテが地獄で見た悲劇の恋人たちは地獄の入口近く第二の圏にいる。肉欲に溺れた者が永遠の罰を受けるところ。クレオパトラとアントニウスの出会いを描く。ローマの将軍たちを魅了したこのエジプト最後の女王もいます。ルーヴル名品150選解説作品です。
肉欲に溺れた者がいるところ①。2023.01.28 10:30ダンテが見た悲劇の恋人たちは地獄の入口近く第二の圏にいる。ここは肉欲に溺れた者がさいなまれるところ。アイネイアスに恋し捨てられたカルタゴの女王ディドンもいます。ダンテの導き手アイネイアスが二人の話を語っています。こちらはルーヴル名品150選にて紹介作品です。
第一の圏(たに)が辺獄。第二の圏にミノスと恋人。2023.01.27 10:30ダンテ「神曲」の話。哀れな恋人たちがいるのは地獄の浅いところ第二の圏(たに)。第一の圏は「辺獄」といい異教の立派な人がいるところ。地獄と煉獄の導き手、ダンテが先生と敬愛する詩人ウェルギリウスはここの人。第二の圏の入口に裁判官ミノスがいて罪人を振り分けます。
ミケランジェロ。地獄の入り口。2023.01.26 14:29ミケランジェロ「最後の審判」地獄の部分。入口にいる蛇の尾が体にまきつく人物が地獄の裁判官ミノス。ダンテによるとミノスは罪業を全て知り罪人が落とされる場所に従い尾を体に巻き付ける。ダンテの「神曲」は文学作品ですがキリスト教美術に少なからぬ影響を与えています。
「神曲」地獄編の恋人たち。2023.01.25 10:30ダンテ「神曲」地獄編第5歌に語られる話。相思相愛の二人の悲恋にダンテは憐憫を覚える。右にダンテと導き手の詩人ウェルギリウス。死後も愛が二人を結びつけます。