フェルメールとホーホ。

1枚目はフェルメール、2枚目はピーテル・デ・ホーホ。同じ時期にデルフトで活躍し、互いに影響を与え合う。とてもよく似た2つの作品。恐らくフェルメールが着想を得る。フェルメールの方が内容的に深まる。画中画が人物の思索を表わします。

(ヨハネス・フェルメール作「天秤を持つ女性」、1665年頃、ワシントン、ナショナル・ギャラリー、42×35.5cm)

(ピーテル・デ・ホーホ作「金を図る女性」、ベルリン、ゲマールデギャラリー、61×53cm)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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