蛇→女性→男性。2023.11.30 11:00最初の人間は地上の楽園に置かれる。禁じられた果実を食べる場面は無数に描かれる。蛇は女性イヴを唆しイヴが先に食べ、イヴに果実を渡され男性アダムも食べる。人間の誘惑者は蛇。男性の誘惑者は女性。蛇は悪魔と考えられたのでそれを思わせる姿。ここでも顔は女性です。
ミケランジェロが描くアダムとイヴ。2023.11.29 11:00旧約聖書の最も有名な女性はイヴ。無数に描かれる。ミケランジェロ。システィナ礼拝堂天井装飾。「原罪(人類最初の罪)」と「楽園追放」。「神が禁じた果実を食べても死ぬことはない、神のように賢くなれる」と誘惑した蛇はここでは女性の姿です。
ボス「乾草車」のアダムとイヴ。2023.11.28 11:00聖書の女性を紹介中。人間の罪の源アダムとイヴはたくさんの作品に描かれる。ヒエロニムス・ボス作「乾草車」。左にイヴの創造・罪・楽園追放。これが人間の罪の「始まり」。中央「乾草車」は富に群がる腐敗した「現在」の寓意。右は「行く末」、地獄という物語です。
旧約聖書の有名な女性⑦イヴ。2023.11.27 11:00旧約聖書の有名な女性を紹介中。面白い作品を見つけたのでご紹介。何と言っても一番有名なのはイヴ。最初の人間の女性。イヴが蛇に唆され禁じられた果実を食べたのが人類の苦しみの始まり。二人の女性聖母とイヴは対比される。罪と救い。聖母の足下にイヴが蛇と描かれます。
あえて化粧に注目。2023.11.26 11:00旧約聖書の女性を紹介中。ルーヴル美術館の画集にも載るこちらもエステル。意外かも。同朋ユダヤ民族を救うため王の前に意を決し参上する。ふさわしく着飾り準備する。化粧の様を想像し描くもの。エステルはペルシア帝国の王妃。エキゾチックな女性の裸体表現が魅力の主題です
エステルの話。レンブラント。2023.11.25 11:00旧約聖書の女性。エステルの話はエステルが緊張し失神する場面を描くものが多い。レンブラントはこちら。エステルは王を腹黒大臣とともに宴に招き、ユダヤ民族を殲滅せんとする大臣の陰謀を告げる。大臣は蛇ににらまれた蛙のよう。死罪となります。王の圧がすごい。
緊張のあまり失神。2023.11.24 11:00旧約聖書の有名な女性を紹介中。エステルは民族を救った英雄。ユダヤ人の女性でありながらペルシア帝国の王妃となる。民族の危機を知り召し出されずして王の前に出向く。王は微笑み禁を犯したことを許す。エステルは緊張のあまり失神した姿で描かれます。
金の笏が許したしるし。2023.11.23 11:00旧約聖書の女性を紹介中。エステルは民族を救った英雄。イスラエルの民の国がなくなり久しい。ペルシア帝国が広大な地域を支配。王妃に選ばれたエステル。大臣の陰謀を知り、着飾り意を決して王の前に出る。王が金の笏をかざしたことが呼ばれず来たことを許したしるしです。
エステルに王ははっとする。2023.11.22 11:00旧約聖書の有名な女性を紹介中。エステル。ユダヤ民族を滅亡から救った英雄です。こちらは王妃に選ばれるところ。ペルシア帝国の王は無礼な王妃を離縁し帝国中から王妃にふさわしい乙女を探す。エステルを前に王ははっとし大臣たちは感心する。他の女性たちの描写に注目です。
旧約聖書の有名な女性⑥エステル。2023.11.21 11:00旧約聖書の有名な女性。ティントレットが描く最後の六人目はエステル。ペルシア帝国の王妃に選ばれる。腹黒大臣の陰謀でユダヤ人が殲滅の危機にさらされる。呼び出されず王の前に出向くことは死罪。死を覚悟し王に陰謀を知らせる。民族を滅亡から救います。
レンブラントが描くスザンナ。2023.11.20 11:00旧約聖書の女性スザンナ。レンブラント。長老二人が美しい人妻スザンナに身を委ねろと迫る。スザンナはどうなったか。拒まれた長老たちは密通の現場を見たと偽の証言をし無実の罪で裁判にかけられる。ダニエルが証言の矛盾をつく。スザンナは救われ長老たちが死刑になります。
女性が描くとスザンナはどうなるか。2023.11.19 11:00旧約聖書の女性を紹介中。スザンナ。男性画家取り上げると風刺や教訓を込めつつ女性の魅力的な裸体を楽しむ表現として描く。2枚目は一例。目に心地よいティントレットの表現。女性画家が取り上げると1枚目。情欲と嚇しと偽証の生々しい告発。作者アルテミシアは強姦事件の被害者。痛々しい表現です。