ラファエロが地獄の構造を示す。

一枚目の二人がいるのは地獄。地獄の構造を示すのが二枚目。奥→手前、罪が軽い→重い。重いマントに包まれるのは虚栄。蛇が巻き付くのは強盗。手前で倒されるのは悪魔大王。右は名品150選で紹介です。

(アリ・シェフェール作「ダンテとウェルギリウスに現れるフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタ」、1855年、パリ、ルーヴル美術館、RF1217、1.71×2.39m、フランス絵画部門)

(ラファエロ作「悪魔を倒す聖ミカエル(小さい聖ミカエル)」、パリ、ルーヴル美術館、1503-1505年頃、INV608、0.30×0.26m、イタリア絵画部門、ドゥノン翼)

名画を読み解く

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