「太陽の馬車」は豪華な馬車。2023.07.24 10:30獅子座の時期に入りました。夏真っ盛りの1ヶ月。獅子座と結び付けられるのは太陽。アポロンが太陽神と考えられました。太陽神は「太陽の馬車」を操る。4頭立ての馬車です。これは豪華な乗り物です。太陽神のアポロンはルーヴル宮「アポロンのギャラリー」の主役です。
兄と妹の禁断の愛。2023.03.12 13:29ルーヴル美術館展面白かったですね。最後の章は19世紀のドラマチックな作品群。英国の詩人バイロン作イスラム世界が舞台の物語。想い合う二人。互いに兄妹と思い許されぬ愛に悩む。駈落ちを企てるが追手が迫る。共に命を落とす。
天国編は聖ベルナルドゥス。2023.01.24 10:30ムリリョとドラクロワ。ダンテの「神曲」はキリスト教文学の金字塔。キリスト教の世界観を凝縮。ダンテが人間が死後行く世界を旅する。旅には導き手がいる。地獄と煉獄が古代ローマの詩人ウェルギリウス。天国は最愛の女性。中心部で1枚目の人物聖ベルナルドゥスになります。
いて座のケイロンは英雄たちの教師①。2022.11.26 12:51いて座になったのは半人半馬のケンタウロスの賢者ケイロン。他のケンタウロスは傲慢な王と雲の間に生まれた怪物。ケイロンは唯一の例外で最高神の父が馬に姿を変えニンフに産ませる。ケイロンは神アポロンから医術、音楽、予言の技を、女神アルテミス/ディアナから弓を学び、英雄たちの教師となります
【名品13】「大蛇ピトンを倒すアポロン」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.23 12:00【ルーヴル美術館の名品150選13】「民衆を導く自由の女神」で名声を確立したドラクロワに任された名誉ある仕事。200年にわたり手がけられた壮大な装飾を完成させる。時間の統括者、秩序と恵みを与える者「太陽」を讃える全体の主役を描きます。
【名品12】「怒れるメディア」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.22 12:00【ルーヴル美術館の名品150選12】出典はギリシア悲劇。ドラクロワが注目するのは情念。自分を裏切った夫への復讐に、自ら愛する子供を殺す。狂気の魔女を描きます。
【名品11】「民衆を導く自由の女神」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.21 12:00【ルーヴル美術館の名品150選11】七月革命。フランスは三つの革命を経て共和制が確立。二つ目の革命。「自由」を表わす人物が「民衆」を表わす人物を率いる。掲げる旗は国旗となる。ドラクロワの名声を確立した作品です。
【名品10】「サルダナパールの死」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.20 12:00【ルーヴル美術館の名品150選10】放蕩の限りを尽くした王。反逆者たちに包囲され、薪の上に寝台を置き横たわる。快楽に供したあらゆるものを道連れに殺させる。英雄的でない背徳的人物。抗しがたく見る者を惹きつけます。
【名品9】「キオス島の虐殺」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.19 12:00【ルーヴル美術館の名品150選9】ほんの2年前に起きた悲惨な出来事。オスマン・トルコ帝国領におけるギリシア系住民の虐殺。死か。奴隷か。救いのない絶望的な現実です。
【名品8】「ダンテの舟または地獄のダンテとウェルギリウス」ウジェーヌ・ドラクロワ2022.10.18 12:00【ルーヴル美術館の名品150選8】舞台は地獄、「怒れる者たちの沼」。ダンテは敬愛する詩人ウェルギリウスに導かれ死者の世界を巡る。ダンテの「神曲」地獄編。遠くに燃える地獄の街が見えています。
ドラクロワはタレイランの落とし胤?2022.09.02 23:001枚目は「ナポレオンの戴冠式」四人の大臣を描く部分の右端。赤いマントは外交官として革命の荒波をわたったタレイラン。この人は「民衆を導く自由の女神」のドラクロワの実の父と噂される。突拍子なく思われるけれど鼻の形が似ているような…。
第十一回 ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」他。2022.08.06 11:30ルーヴル美術館名品150選(全11回)はNHK文化センターオンデマンドでご覧いただけます。詳細は下記リンクから。最終回第十一回はドラクロワ「民衆を導く自由の女神」他。三色旗を掲げる女性は「自由」を体現。様々な人が様々な階層を暗示。赤白青に注目です。