スペインツアー。22:00バリ発エールフランス274便で帰国です。到着予定は日本時間で18:30。最初の食事と途中もらったチーズのサンドイッチ、二度目の食事軽食です

マドリード5泊のスペイン滞在。あっという間に過ぎました。7:45マドリード発エールフランス1801便でパリへ向かいます。19:50パリ到着。入国審査を経て乗り継ぎです

スペインツアー。エルエスコリアル宮殿近くにてレストランでの最後の食事です。古き良き田舎の伝統Restaurantという雰囲気。ツナサラダ、ミートボールのトマト煮、スペイン風クレームブリュレ。最後にスペインらしい素朴なお食事。お誕生日の方がいてケーキでお祝いできました

スペインツアー。エル・エスコリアル宮殿。フェリペ2世は大のヒエロニムス・ボス好き。プラド美術館所蔵のボス作品は大部分がもとエル・エスコリアルにありました。スペインのボスコレクションは世界一。1枚目は十字架背負い刑場へ向かうキリスト。2枚目は工房作で侮辱を受けるキリストです

エル・エスコリアル宮殿大階段はスペイン国王フェリペ2世のひ孫の代に装飾。ベラスケスが仕えた国王フェリペ4世の息子カルロス2世です。天上の様を王妃と母に示す。偉大な祖先カール5世は二つの冠、曽祖父フェリペ2世は世界を表す球を神と聖母に捧げます。

エル・エスコリアル宮殿絵画コレクション最大の重要作品の一つがこれ。ロヒール・ファン・デル・ウェイデン「磔刑」。ブラド美術館の感動的な十字架降架と同じ画家。フェリペ2世の所蔵。ちょうど特別展がやっておりその目玉作品になっていました。x線の写真なども展示されラッキーでした。

スペインツアー。マドリード近郊エル・エスコリアル宮殿。皇帝カール5世、息子のフェリペ2世が重用したのがヴェネツィア絵画最大の巨匠ティツィアーノ。父皇帝の亡骸が霊廟が完成するまで一時的に置かれた場所の祭壇画。鉄の寝台に寝かされ石炭で焼かれ殉教したラウレンティウスが描かれます

エル・エスコリアル。写真暗くてすいません。エル・グレコがフェリペ2世のために描くチャンスを得て制作。アフリカの軍団司令官でキリスト教徒。異教の神々への献香を拒み軍団もろとも殉教。殉教場面が左側に小さく描かれる。王の好みに合わずエル・グレコは宮廷画家になれなかったという作品です。

スペインツアー。王家の霊廟兼宮殿エル・エスコリアル。そぞろ歩きの間。床に気になる線が。これはカレンダーのようなもので、正午にどこまで光が当たるかで星座と日にちがわかる仕組み。拡大部分に水瓶座と射手座のマークが見られます。

マドリード近郊王家の霊廟エル・エスコリアル宮殿。スペイン絶頂期の国王フェリペ2世の寝室から少し離れたところに王妃の寝室も作られます。王妃は早くに亡くなったので長女が使う。この長女がスペイン領ネーデルラントを与えられ、ルーベンスが仕えた人物です。

スペインツアー最終日。マドリードから車で40分。エル・エスコリアル宮殿はスペイン王家の霊廟もであり偉大な王フェリペ2世が亡くなった場所でもあります。こちらは王フェリペ2世のベッド。窓から聖堂の祭壇が見える場所に位置しています。

エル・エスコリアル宮殿。階段を降りて行く円形の部屋が王と王妃の霊廟。ここだけ撮影禁止。中は正面に祭壇があり両側に4段ずつ中に亡骸の入った柩が並びます。祭壇の左が最初の偉大な王たち。上から皇帝カール5世、フェリペ2世、3世、ベラスケスが仕えたフェリペ4世。王妃は国母がここに埋葬され...