ボッティチェリ的美の極致②。

ボッティチェリ的美の極致「マニフィカートの聖母」。聖母は恍惚の表情で手元の本に思いを綴る。頭上に掲げられる冠は特別な女性聖母を天の女王として讃えるもの。「聖母戴冠」の場合を連想させるものです。

(サンドロ・ボッティチェリ作「マニフィカートの聖母(部分)」、1483年頃、フィレンツェ、ウフィッツィ美術館、直径1.18m)

(アンゲラン・カルトン作「聖母戴冠の祭壇画」、1453-1454年、ヴィルヌーヴ・レザヴィニョン、ピエール・ド・リュクサンブール美術館、1.83×2.20m)

(ティントレット作「聖母戴冠(または天国)(部分)」1580年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV570、1.43×3.62m)

名画を読み解く

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