「キリスト生誕」。ボッティチェリ。2023.12.19 16:39もうすぐクリスマス。「キリスト生誕」紹介中。ボッティチェリの神秘的な表現。地上に誕生した神の子。聖母と牛・ロバが崇める。ヨセフは物思いにふける。羊飼いと賢者たちが天使に導かれ礼拝に来る。天が開く。天使が輪になり踊る。天使と人間が抱き合い救い主誕生を喜びます
エステルに王ははっとする。2023.11.22 11:00旧約聖書の有名な女性を紹介中。エステル。ユダヤ民族を滅亡から救った英雄です。こちらは王妃に選ばれるところ。ペルシア帝国の王は無礼な王妃を離縁し帝国中から王妃にふさわしい乙女を探す。エステルを前に王ははっとし大臣たちは感心する。他の女性たちの描写に注目です。
メディチ家本家と分家。2023.07.19 10:30続き。フィリッピーノ・リッピの作品はダ・ヴィンチの未完の作品より師で友人のボッティチェリの作品に似る。どちらにもメディチ家の人物が描かれる。ボッティチェリ作品は本家。リッピ作品は分家。誰が誰か。講義で解説します。
愛の神アモルは愛の女神ヴィーナスの息子。2023.04.27 10:30牡牛座の時期なので愛の女神ヴィーナスの話。ルーヴル美術館展の中心作品は、愛の神アモルと恋人プシュケが題材。愛の神アモルの母が愛の女神ヴィーナスです。ヴィーナスはプシュケが気に入らないのでいじめちゃいます。
ヴィーナスは女性の魅力を体現。2023.04.26 10:30牡牛座と結びつくのは愛の女神ヴィーナス。愛と快楽、愛と美の女神。女性の魅力を体現する女神です。美術では非常にたくさんの作品に描かれます。有名な作品も多数。自分の星座は?から始まって絵画の面白さに興味を向けるのもありですね♪
牡牛座と結びつくのは愛の女神ヴィーナス。2023.04.25 10:30私美術の解説をしてますが専門は「図像学」(意味の読み解き)で神話美術は大きな比重を占めます。読み解きがらみで占星術もかじっております。神話の神々は十二星座に結びつきます。現在牡牛座の時期。牡牛座と結びつくのは愛の神ヴィーナス(左)。恋人戦の神マルス(右)は牡羊座と結びつきます。
可哀想な無実の人。2023.03.31 13:43ボッティチェリです。こんな作品も描いているのです。ただならぬ不穏な印象。人物は抽象的な概念を人間の姿で表すもの「擬人像」。タイトルは「誹謗」。犠牲者が愚かな裁判官の前に引き立てられ、無実の罪を着せられる。講義ではこれも解説します。
もう一人有名な風の神は西風。2023.02.18 10:30続き。もう一人有名なのは西風の神。ゼフュロス。こちらはやさしい春のそよ風の神。緑の草のニンフクロリスに恋し、純潔を奪った代償に花の女神に変えます。暖かい風が野を花で満たすイメージ。ゼフュロスは蝶の羽で描かれます。
ダ・ヴィンチとリッピとボッティチェリ。2023.01.07 10:30明日が公現祭。キリストが東方三賢王に礼拝されたことを記念する日。1枚目がダ・ヴィンチの未完の作品。2枚目は代わりに完成されたフィリッピーノ・リッピの作品。2枚目は1枚目よりも色々な点で、3枚目師匠で友人ボッティチェリの作品と似ています。
不思議。アテナ/パラス/ミネルヴァと星は?2022.05.30 10:40ギリシア神話の主要な神は太陽系の星と結びつけられる。太陽=アポロン、月=ディアナ、水星=メルクリウス、金星=ヴィーナス、火星=マルス、木星=ジュピター、土星=サテュルヌス。不思議なのは智恵の女神アテナが結びつけられる惑星がないこと。あってもよさそうですけどね。
メトロポリタンのレンブラント「フローラ」⑤。2022.04.28 10:36メトロポリタン美術館展 レンブラントが描くフローラにはどんなお話があるか。ボッティチェリの「春」に描かれます。春のそよ風/西風の神が、緑の草のニンフに恋をする。純潔を奪った代償に、そよ風の神は、草の妖精を花の女神(フローラ)に変えました。
そよ風の神の恋人。クロリス/フローラ。2022.03.11 15:10蝶のはねの神は優しい春のそよ風、西風の神ゼフュロス。そのお相手はクロリス。そのお話はボッティチェリの「春」にも描かれる。草のニンフクロリスは春の風の神の愛を受け、花の女神に変わります。