ボッティチェリ的美の極致③。

「マニフィカートの聖母」。ボッティチェリ的美の極致。聖母の手元。羽ペンを手に思いを綴る。優美な仕草。この部分だけで一つの作品として十分に鑑賞に値する。

右のページ始めに「Magnificat」の文字。タイトルは、ここに書かれた言葉から来る。

ここには聖書(「ルカによる福音書」1)の言葉が書かれます。

(サンドロ・ボッティチェリ作「マニフィカートの聖母(部分)」、1483年頃、フィレンツェ、ウフィッツィ美術館、直径1.18m)

名画を読み解く

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