恋する乙女エルミニア②

「解放されたエルサレム」。イスラム世界のある国の王女であった乙女エルミニアは十字軍の捕虜となった時から敵方のタンクレディを想っている。そのタンクレディが焦がれるのは女戦士クロリンダ。エルミニアは羊飼いたちのもとへ迷い込む。羊飼いは戦いとは無縁の穏やかな生活の素晴らしさを語ります。

(グエルチーノ作「エルミニアと羊飼い」、1617-1620年頃、バーミンガム、美術館)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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