【ルーヴル美術館の名品150選33】。もと王宮のルーヴル宮で太陽王ルイ14世を讃える場所の装飾。芸術総監督ルブランが全体を構想。ルブラン自身が描いた場面。陸地と水を表わす部分の水。海の世界の王ネプチュヌスが体現します。魚を捕る銛の形の王笏。海の馬が乗り物を引いています。
海の世界の王は指さす仕草。風に黒雲を追い払わせています。海上に陽射しがさす。妻アンフィトリテが太陽を見上げる。太陽王ルイ14世を讃えるこの場所は太陽が主役。反対側は陸地の場面。キュベレ女神が太陽を讃える。全ての場所に太陽の力が及びます。
(シャルル・ルブラン作「水の勝利またはネプチュヌスとアンフィトリテ」、1663年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV2902、3.10×5.11m、美術工芸品部門、アポロンのギャラリー)
(シャルル・ルブラン作「水の勝利またはネプチュヌスとアンフィトリテ」、1663年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV2902、3.10×5.11m、美術工芸品部門、アポロンのギャラリー)
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