儀式のような最後の晩餐。

ドゥッチオの作品(1枚目)もダ・ヴィンチの作品(2枚目)もテーブルは食事の場面らしい。シャンペーニュ(3枚目)はどうか?キリストは儀式を行っているよう。これは「最後の晩餐」の時キリストがパンとワインを自分の体・血として分け与え、後の「聖体拝領」の儀式のもとになったことを表します。

(ドゥッチオ作「最後の晩餐」、1308-1311年、シエナ、大聖堂附属美術館、50×53cm)

(レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」、1495-1498年、ミラノ、サンタ・マリア・デレ・グラッツィエ教会、4.6×8.8m)

(フィリップ・ド・シャンペーニュ作「最後の晩餐」、1652年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1124、1.58×2.33m)

名画を読み解く

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