クピドン/エロス/アムール=愛。

愛くるしい子供。背中に翼。愛の神クピドン(=キューピッド)。ギリシア語名エロス、フランス語名アムール、まさしく「愛」という意味。ギリシア神話では「愛」は世界の初めに現れた原初の力の一つで「二つのものを結び付ける力」とも、愛の女神アフロディテ/ウェヌスの子とも考えられました。

(コレッジョ作「サテュロスに見つけられるウェヌスとアムール(部分)」、1524-1527年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV42、1.88×1.25m)

(ランベルト・スストリス作「ウェヌスとクピドン(部分)」、1550年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV1978、1.32×1.84m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000