天国篇最終段階の導き手が聖ベルナルドゥス。

ダンテは地獄→煉獄→天国と旅をする。旅には導き手が伴う。最終段階で導き手を務めたのが中世の修道士聖ベルナルドゥス。フィリッピーノ・リッピがこの人を描く(2枚目)。聖母への愛に満ちた長編の説教を書き残す。

(ティントレット作「聖母戴冠(天国)」、1580年頃、パリ、ルーヴル美術館、INV570、1.43×3.62m)

(フィリッピーノ・リッピ作「聖ベルナルドゥスへの聖母の出現」、1486年、フィエツェ、バディア・フィオレンティーナ、2.1×1.95m)

名画を読み解く

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