ラウレンティウス。焼き網の上で焼かれる。

マンテーニャ。聖母子を囲む聖人たち。洗礼者ヨハネ、アウグスティヌス、ラウレンティウス、ベネディクトゥス。ラウレンティウスはミケランジェロ最後の審判この人と同じ人。目印は「焼き網」。殉教聖人。焼き網の上で焼かれ「片側が焼けたので反対側も」と自ら言ったと語られます。

(アンドレア・マンテーニャ作「聖ゼノンの祭壇画(部分)」、ヴェローナ、サン・ゼノ聖堂、1456-1459年頃、2.12×4.60m)

(ミケランジェロ作「最後の審判(部分)」、1536-1541年、ヴァチカン、システィナ礼拝堂、13.7×12..2m)

名画を読み解く

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