ロムルスとアイネイアス。ローマとトロヤ②。

ローマの建国者ロムルスは、偉大な文明トロヤの生き残りアイネイアスの子孫。アイネイアスは「新たなトロヤを築く」使命を担い崩壊するトロヤを出発。遍歴の途中北アフリカのカルタゴに漂着。女王ディドンと恋をするが捨てる。後のローマとカルタゴの「ポエニ戦争」の伏線です

(ピエール・ナルシス・ゲラン作「トロヤの苦難をディドンに語るアイネイアス」、1815年、パリ、ルーヴル美術館、INV5184、2.92×3.90m)

(ピエトロ・ダ・コルトーネ作「アイネイアスに現れる女神ウェヌス」、1625-1650年頃、パリ、ルーヴル美術館、MR416、1.27×1.6m)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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