メトロポリタンのフィリッポ・リッピ。

「キリスト教美術の赤と青の衣装の女性は聖母マリア」というのは覚えておくと良い。赤は「神への愛」、青は「聖母の清らかさ」を表わす。巻物・本には恐らく聖母の奇跡の懐胎についての預言が書かれていると思われます。

(フィリッポ・リッピ作「聖母子と二人の天使(部分)」、1440年頃、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、1.23×0.63)

名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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