メトロポリタンの「エジプト逃避途上の休息」。

「授乳の聖母」と言われるタイプ。教会の祭壇画でなく個人の礼拝のための作品。1500年前後のフランドル絵画によく見られる。玉座に座る荘厳な聖母との対比で聖母の慎ましやかさを強調します。

(ヘラルト・ダーフィットまたはヘラルト・ダヴィッド作「エジプト逃避途上の休息」、1512-1515年頃、ニューヨーク、メトロポリタン美術館、50.8×4.2cm)

名画を読み解く

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