プシケを目覚めさせる愛の神。

美術によく表わされた「プシケの物語」。プシケは冥界の王妃プロセルピナに「美」を分けてもらう勤めを果たし、お裾分けにあずかりたいと容器の蓋を開けてしまう。流れ出た「冥界の眠り」で死んだようになるプシケ。愛する人クピドンが目覚めさせる。オンデマンド講義にて

(ジュリオ・ロマーノ作「黄泉の眠りに落ちるプシケ」、1532-1535年頃、マントヴァ、パラッツォ・テルテ)

(アントニオ・カノーヴァ作「愛の神のキスで目覚めるプシケ」、1787-1793年、パリ、ルーヴル美術館、MR1777、高さ1.55m)


名画を読み解く

美術作品の解説をしています。講義はNHK文化センター、栄・中日文化センター他でお聞きいただけます。

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