木星の衛星。イオ。

木星の衛星は最高神(ジュピター/ユピテル)の恋人たち。最高神は妻の目をあざむくため様々に姿を変える。イオは最高神の妻ユノ女神に仕える身。ここでは黒い雲に身を変えイオを抱きしめる。抱擁を受け恍惚とするイオの様が官能的。イオは牝牛に姿を変えられ苦難を受けます。

(コレッジオ作「ユピテルとイオ」、1531-1532年頃、ウィーン、美術史美術館、1.62×s0.73m)

名画を読み解く

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